《モース主任警部》シリーズ十四冊セット コリン・デクスター ハヤカワ文庫版

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『モース主任警部シリーズ』全14巻セット
ハヤカワ・ミステリ文庫版

『ウッドストック行最終バス』1993年6刷
 訳者: 大庭 忠男
 夕闇のせまるオックスフォード。
 なかなか来ないウッドストック行きのバスにしびれを切らして、二人の娘がヒッチハイクを始めた。
「明日の朝には笑い話になるわ」と言いながら。―
 その晩、ウッドストツクの酒場の中庭で、ヒッチハイクをした娘の一人が死体となって発見された。
 もう一人の娘はどこに消えたのか、なぜ乗名り出ないのか?
 次々と生じる謎にとりくむテレズ・バレイ警察のモース主任警部の推理が導き出した解答とは…。
 魅力的な謎、天才肌の探偵、論理のアクロバットが華麗な謎解きの世界を構築する。
 現代本格ミステリの最高傑作❣️

 まずは“読み易い”ミステリ作品かと♪
 『モース主任警部』シリーズ頭書を飾る作品に相応しい⁈
 データを無視することの無い地道な捜査活動も、モースには“直感”を信じる感情がないまぜとなり、その葛藤のなかで二転三転と呻吟するそんなモースがワタクシには愛おしいのです♪
 まわりからはちょっと“気まぐれすぎる”との➖評価にも、めげず、臆せず、諦めず・・と、そんな不器用な人間・・好きですねぇ♪
 “偶然”頼りの“フロスト警部”とはいささか違いますが魅力たっぷりなのは同じ“匂い”がするのです♪
 “ほんまかなぁ”とは思わないおもわない♪

 以降の作品では「モース」の個人的な側面が次第に明らかにされていくのも一興かと♪

『キドリントンから消えた娘』1999年9刷
『ニコラス・クインの静かな世界』2001年7刷
『死者たちの礼拝』2000年7刷
『ジェリコ街の女』1993年3刷
『謎まで三マイル』1993年初版
『別館三号室の男』1994年初版
『オックスフォード運河の殺人』1996年初版
『消えた装身具』1997年初版
『森を抜ける道』2002年2刷
『カインの娘たち』2000年初版
『死はわが隣人』2001年初版
『悔恨の日』2002年初版
 引退を決意していたモースが最後の難事件に果敢に挑む。
 ミステリ界に偉大な足跡を印す
 本格シリーズの最高峰、堂々完結❣️

『モース警部、最大の事件』1999年初版 短篇集❣️

 一部作品のカバーにスレ、ヨレ、破れがあります♪
 古書レベルとしての本の状態は概ね良好かと♪

カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > 文学・小説
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