源隆国編「安養集」の研究 / 梯信暁 【本】

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内容詳細『安養集』全10巻。宇治大納言源隆国編。延久3年(1071)成立。論義に対処するために編纂された参考資料集で、浄土教教理学の諸問題を網羅する。日本で最初に成立した浄土教の義科集。
「厭穢・欣浄・修因・感果・依報・正報・料簡」という七門組織のもと、浄土教教理に関する95項目の論題を掲げ、各論題下に、インド・中国・朝鮮・日本の経論章疏46部より、のべ775の要文を列挙する『安養集』は、現在においても浄土教教理研究のための参考資料集として有用である。浄土教教理学上の諸問題は、ほぼ網羅されていると言え、さらに古逸書からの引用文の資料価値は極めて高く、道?『観経疏』、靖邁『称讃浄土経疏』、龍興『観経記』、源清『観経疏顕要記』、法位『無量寿経義疏』、義寂『無量寿経述義記』、智光『無量寿経論釈』等の逸文については、今後新たな研究成果が期待される。
本書では、『安養集』の全貌を簡潔に紹介し、その内容について教理学上の検討を加えた。
本文の紹介に当たり、序文、巻一冒頭の文、各巻末の奥書については、書き下し文を掲げる。序文および巻一冒頭の文については、語註・現代語訳・考察を添える。続いて各巻所掲の論題と各論題下に集められた要文を紹介してゆく。各要文冒頭の「書名」の部分は太字で表記し、引用原典のテキストが活字化されているものについては、その所在を『大正新脩大蔵経』、『大日本仏教全書』、『浄土宗全書』等によって示した後、各要文の要約を現代語で提示する。古逸書からの引用文は、全文の書き下し文・現代語訳を掲げ、適宜筆者註を添える。書き下し文は太字で表記する。
浄土教の研究者、必備。源隆国あるいは『今昔物語集』などを扱う国文学の研究者にも有益である。
■目次
はじめに
安養集序第一
安養集巻第一
安養集巻第二
安養集巻第三
安養集巻第四
安養集巻第五
安養集巻第六
安養集巻第七
安養集巻第八
安養集巻第九
安養集巻第十
『安養集』各巻引用文献一覧

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