ヒロロ細工かごバッグ 純国産 女性用 内布付き 編み組細工1点もの W26.5cm 543g【送料無料】

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商品情報









モデル身長:152cm

















サイズ:W約26.5cm
D(マチ)12cm
H約21cm
持ち手:約23cm
重 量:543g
素材:ヒロロ・モワダ・アカソ
特徴:1点1点手作りのバッグです。写真の商品が実際の商品となります。
注意:モニターの発色具合によって実物と画像とでお色味が異なる場合がございます。
雪国の手仕事 奥会津 編み組細工
日本のふるさと・・・
奥会津三島町の、自然素材を用いた堅牢で素朴な「籠バッグ」
人の手の温もりと奥会津の風情溢れる逸品です
昔から農作業や山仕事などに使われてきた縄籠(スカリ)の技法を活かし、
今では手提げバッグやショルダーバッグなど現代風にデザインしたヒロロ細工が作られるようになりました。
自然素材の素朴な色合いと伝統技術を活かした、品格のある工芸品です。
ヒロロ細工は製品になるまでの工程が他の籠バッグより多く、編み方も細かいので
1点出来上がるまでにかなり時間もかかります。
もともと少ない作り手が更に減少傾向のため、大変希少なバッグです。
仕舞い込まずに季節や年代の垣根なく、どこへでもいつでも気軽に利用してください。
上皇后美智子様、皇后雅子様もお買い上げになられた三島町の特産品ヒロロバッグです。
【ヒロロ細工の材料】
〈ヒロロ〉
ホンヒロロ(ミヤマカンスゲ)とウバヒロロ(オクノカンスゲ)があります。
ホンヒロロ9月頃(二百十日頃)から、ウバヒロロは6月末ぐらいから採取します。
採取時期が早いと材料の丈が短く強度も劣ります。
また、遅いと材料が硬くなり使いづらくなります。
沢沿いの湿地帯斜面に、ニラみたいにシュッシュッと上向きに群生しています。
この二種類のスゲを、会津の方言で「ヒロロ」と呼んでいます。
色は薄い緑色
〈モワダ〉
シナノキの樹皮。
シナノキはシナノキ科の落葉広葉樹で、強靭な繊維がとれます。
梅雨の時期(6月~7月)に伐採して、樹皮を剥ぎ、乾燥させます。
樹皮をはいで、1ヶ月半~2ヶ月ほど水にうるかせて、外皮を腐敗させてから内皮をはいで乾燥させます。
色はベージュ
〈アカソ〉
イラクサ科カラムシ属の多年草です。
梅雨(6月~7月)の時期に採取します。根を残しておけば次の年も採取できます。
茎を蒸して、皮をむき表皮の内側にある繊維を使用します。
色は赤茶色(こげ茶色)


ヒロロを細い縄に綯い、モワダやアカソを編糸に、古くから伝わる民具づくりの技で丁寧に作り上げています
【かごバッグのお手入れについて】
●籠バッグは湿気を嫌います。
雨などで濡れてしまった場合はタオルなどの布でさっと拭いて風通しの良い日陰で乾かしてください。
かなりしっかりと濡れてしまった場合は型崩を防ぐために新聞紙などを丸めてぎゅうぎゅうに詰めて風通しの良い日陰で乾かしてください。
●普段のお手入れは、網目にそってタワシかけしていただくと、ほこりが取れて艶が出てきます。
決して濡れたもので拭いたりしないようにしてください。
●お使いにならない時でも籠バッグは仕舞い込まずにお部屋に出しておいてください。
インテリアとしてもお部屋に馴染むバッグです。
置き場所は湿度の高い場所は避けてください。カビの原因になります。
●自然素材のため、ひごにムラや節や剥がれなどがあります自然素材の特性としてご理解ください。
使い込むうちに馴染んできて、そのバッグの風合いとなっていきます。
●毛羽立ったところは、ライターでちょっと焼いてあげれば簡単に取れますのでお試しください。
●毎日のように手で撫でで可愛がってあげてください。
手脂により艶が増し、使えば使うほど深い飴色に変化していきます。
3年後、5年後、10年後が楽しみなバッグです。
●使い始めはニットや絹製品などデリケートな素材は擦れることがありますのでご注意ください。
使っていくうちに籠の表面が馴染んで滑らかになっていきます。
それまではお気をつけください。
●長くお使いいただくバッグですので、使っているうちに持ち手が緩んでくる場合があります。
その際はご連絡をください。
お時間はいただきますが修理いたします。
修理期間と費用につきましては職人が状態を見てからの納期・お見積もりのご提示となります。
世代を超えて長くご愛用いただける籠バッグのある生活をお楽しみください。
【奥会津 三島町の生活工芸運動】
「冬は好きだ。ものづくりができるから。」
三島町の生活工芸運動が始まったきっかけは昭和50年代に行われた三島フォーラムでのこの言葉でした。
三島町のある奥会津は豪雪地帯。
冬になると約2mの雪で覆われてしまいます。そんな農閑期の仕事はものづくりでした。
ワラジや蓑(みの)をはじめとした道具や衣類、荷縄やカゴなどの山仕事の道具など、いろんなものを作り、直し、 そしてまた一年間を過ごすための準備期間でもありました。
それは家々で、じいちゃんやばあちゃん、子ども達も一緒になって遊びながら作っていたことでしょう。
日本人は古くから道具を作り、道具を使って生活してきたのです。
三島町では約2 400年前の縄文時代の荒屋敷遺跡から編み組細工が発見されています。
今と全く変わらない技法、そして使用感はその暮らし振りの片鱗を伺うことが出来ます。
そのものづくりの文化を後世にも伝えていくために昭和56年から始まったのが生活工芸運動です。
地域の資源を活かした地域づくりを数十年に渡り、町の人たちの力で受け継いできた運動です。

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